みなさま、こんにちは。
さいとう夫婦のはるぴんです!
さてさて、この『ネットショップを始めたい』
を連載して3記事目となりますね。
今回は、仕入れについて。
実際に、卸市場や問屋、海外に行かないで仕入れる方法ということで、
ご紹介させていただきたいと思います。
仕入れルートについて
まず、仕入れルートをいくつかご紹介させていただきますね。
国内仕入れの場合と海外仕入れの場合と2通り書いていきます。
①国内仕入れの場合
ネッシー
スーパーデリバリー
トップセラー
卸の達人
ザッカネット
②海外仕入れの場合
アリババ
タオバオ
Aliexpress
BUYON
他にも調べればいくつも出てきます。
なので、こちらは一例です。
無在庫販売が可能なサイトや
お客様へ直送してくれるドロップシッピングが可能なサイトもあります。
家に在庫を保管しなくて良いし、
注文が入ったら発注して、
メーカーが発送してくれるので
在庫リスクを減らせますし、
倉庫を別で用意しなくても良いので効率が良いですよね。
また、ネッシーは個人でも仕入れがしやすいですが、
スーパーデリバリーは法人であったり、売り先がしっかりと確保できている状態であることなど、
審査が厳しめかなと感じます。
実際にネットショップを最初にスタートさせたときに、
スーパーデリバリーは審査が通らなかったのでw
ただ、
あとは、それぞれの様々な特徴があります。
私が感じたことや経験をもとに、
それぞれのサイトの特性を踏まえながら、
どうやって使い分けていけば良いのかなどを
ご紹介させていただきたいと思います。
どんな売り方をしたいのか?
まず、
どんなアイテムを売りたいですか?
どんなお店にするかは決まりましたか?
商品数のボリュームは決まりましたか?
価格帯は決まりましたか?
そして、販売する商品は、
誰もまだ売っていないであろう商品?
それとも、すでに販売されている商品?
私たち夫婦で運営しているネットショップでは、
基本は中国仕入れで、
主にアリババ、タオバオを利用しています。
それぞれ、1アイテムずつ、
それぞれの工場から仕入れをしています。
でも、それだと、
オープン時に100商品用意したくて(^^;
商品数が足りなかったので、
中国仕入れ以外に
手軽に仕入れのできるネッシーや
国内のメーカーさんから
仕入れをしました。
国内のメーカーさんも
同じように中国で素材を仕入れて、
自社工場であったらり、
中国の工場であったりで、
大量生産をして、
その会社のブランド名だったりメーカー名を入れたり、
パッケージを日本語に作り直したりして、
検品をして、ネッシーやスーパーデリバリーに掲載してくれています。
例えば、何もブランド名の書いていない木の箱を仕入れてきて、
工場にロゴの印字をお願いして、
パッケージもこちらからデータを送って作成してもらい、
自分で検品をして、
素材タグなども依頼して作成して販売すれば、
自分でもネッシーに掲載したり、他社へ卸販売することが可能なわけです。
かなりの数のロット数が必要になりますが。
なぜ、ロット数が必要なの?
何で1個からじゃ作ってくれないの?
って思いますよね?
それは
実際に中国出張でアパレルの生産工場に
生産を依頼しに行ったときに、
その工場はレーンといわれる形で生産をしていました。
レーンだと、
例えば1から3まで、
チームが別れており、
順番に作業工程が流れていきます。
1番が裁断、2番が縫製、3番が梱包
というように、
1つの服ができるまでに、
レーンを商品が移動していきます。
ですから、
1000枚の生産商品をレーンで行っているときに、
たかが1枚のために、
作業をやめて、
糸をボビンから外して、
その1枚の服のために、全チームが、
生産に必要な部品を用意しないとなりません。
1枚を作るためにかかる、全てのチームの人数や
機械を止めることなど、
効率が悪く、
工場としては受けたくない仕事なんですね。
依頼を受けてくれたとしても、
大量注文の後回しにされるか、
値段がかなり高いです。
工場によっては、
出来高制のところもあり、
1人で最初から最後まで作り、
それでお給料をもらっているところもあります。
となると、1つ問題なのが、
あまり良くない工場だと、
たくさんお給料が欲しいから、
仕事が雑になる可能性があります。
あと、作る人によってサイズ感にばらつきがでたり、
縫製に違いが出たりなど、
色々検品時に大変になります。
話を戻すと、
一番、おおもとになる場所から仕入れをするのか、
すでに、どこかのメーカーが仕入れてきて、
卸サイトに掲載しているものを仕入れるのか。
結局、メーカーもオリジナル生産のブランドも
もちろんありますが、
中国での仕入れの商品を扱っている会社もあります。
そこが自分でできるなら、
マージンがのっかった、
高い商品をメーカーから
買わなくても、
自分で仕入れた方が安くすみます。
やっていることは同じなので。
そこに違いがあります。
1から中国から仕入れするとなると、
代行会社を通したり、
インボイスを作成したり、
自分でリサーチして商品を探します。
しかもサイトは中国語ですし~_~;
同じ商品が尋常でなはないくらい出品されていたり、
その中から良いお店を探すのも最初は難しかったり、
慣れていかないと失敗する可能性もあります。
(商品ページの画像と全く異なる商品が来たことがありますw)
知り合いのメーカーさんは、
入金したのに商品がこなくて、
中国出張の際に
工場に行ったら、
工場がなかったなどのトラブルも。
中国のマーケットは世界一といわれるくらい大きいです。
上手にお付き合いすれば、
おもしろい商品を見つけてヒット商品を出すことも可能です。
結局、バングラディシュや、
仕事が丁寧だと言われていますが、
人件費が安いといわれる国で生産するにも、
先ほどお伝えしました、
ロット数が、中国での生産よりも
もっと大きな数が必要となります。
そして、
結局、中国ほどの市場、マーケットが
他にはないので、
中国で買った生地を他国へ持ちこんで生産することになったりと
いわゆる、大手メーカーが船で運ぶような量を生産しないと、
販売価格も見合わないのです。
その際には1枚あたりの原価はとても抑えられます。
なので、プチプラのお洋服が販売できるワケですね。
国内メーカーからの仕入れであれば、
すでにその段階はクリアしている商品なワケなので、
手間が省けます。
いわゆる、もうお店に並んでいる状態の完成商品です。
その分、他社と商材がかぶりますよね。
それに、原価が高い。
あなたが10枚買うのと、
他社が100枚買うのとでは、
もちろん一枚当たりの原価は異なります。
販売価格に差がでますね。
間に、何社も何社も挟めば挟むほど、
どんどんマージンがのっていきますからね。
なので、私たちは、
大変かもしれませんが、
一番おおもとからの仕入れをしています。
もちろん、原価と見なすべき、
検品費などの必要なものは通します。
新商品の数が集められなかったときや、
食器類など、海外から輸入するときに、
通関に手間のかかる商材を販売したいときなど、
国内のメーカーさんから仕入れをします。
医療品、食糧、食器などの食べ物に関わるもの、
本革など。
仕入れ先をうまく使い分けをしているのです。
市場調査リサーチは大切!
自分の売りたいものが、
現在、何円で世に出回っているのかなど、
しっかりリサーチした方が良いです。
今現在売れている人気商品も大切ですが、
実際に仕入れをして、手元に届き販売するまでにどのくらいの期間を要するのか?
販売開始時期は、何月頃になるのか?
季節ものであれば、しっかり予測していかないと、
季節がずれて売れない!なんてこともありますので要注意。
検索窓でのキーワードをリサーチするのも良いと思いますし、
2ヶ月、3ヶ月先の、
世の中の流れをよんで、
これが必要になりそうだな。
などと予測して販売商品に目星をつけるのもアリですよね♪
また、別の話ですが、
問屋さんも、
卸もしつつ、ご自分でも同じ商品を販売していることもあります。
一番売りづらいのは、
その本家で一番安く販売していて、
仕入れた周りのお店はその値段より高く販売するしかない状態の値段設定になっているときです。
お客様は、そりゃあ、
安いところで書いますからね。
売れないです。
差別化すべく、
商品の画像もかっこよく撮影して、
商品説明文もキーワードも工夫して掲載したとしても、
安く出ているものと同じ商品だとわかれば、
なかなか売れないです。
価格ドットコムなどもそうですが、
型番たたいて、出てくる商品などは、
比べられますから。
それでも売るには、
例えば、
その本家の会社がオフィシャルサイトのみで販売をしていて、
自分は楽天で販売したい場合、
お客様の中には、楽天ポイントが欲しいお客様もいらっしゃるので、
その場合は値段がちょっと高くても、
楽天の方に流れてきてくれる可能性もありますよね。
楽天市場の施策もありますから。
ポイントバッグなど。
もちろん、オフィシャルサイトの会員になれば、
利点がでるように、
オフィシャル販売も差別化することはできますが。
どの方法を選ぶのかによって、
仕入れの方法も様々ということになりますね♪
まとめ
さてさて、
いかがでしたでしょうか?
だんだん、
選ぶべき道が決まってきましたか?
本業レベルで始めなくても、
副業でスタートしても良いと思います。
やってみないとわからないこと、
私も知らないことも、
絶対この世にはあります!
正解は、成功したときにわかります。
この方法が、全てにおいての正解ということはありません。
そして、
ネットショップを楽しみたい方、
儲けたい方、
おこづかい稼ぎがしたい方、
様々いらっしゃると思います。
ただ、
このネットショップ、
またはEコマース事業というのは、
夢があるかもしれませんね。
私の前職もネットショップの会社でした。
そこで、バイヤー兼MD部長をさせていただいておりましたが、
自分が可愛いと思うもの、
お客様の求める、
問題解決になる素晴らしいと思う商品を
何度も何度も中国に行ったり、
毎日毎日、
工場に伝えたり、喧嘩したり、言い合ったり、
会社でも会議で、
あーだ、こーだ言って、
熱血か?っていうくらいw
何時間も話したりを繰り返して、
仕入れたり、生産して、
撮影して、商品をお店にアップした翌日に、
とんでもない数の注文が入っていたときには、
驚きと、感動を味わえましたし、
ネットドリームや〜!!
と思ったときのことを今でも覚えています。
お金というより、
バイヤーとしてのやりがいを日々感じておりましたね。
皆様が、
どんな思いを心に抱いて、
ネットショップを始めたいかは、
本当に人それぞれかと思いますが、
きっと、
失敗も成功も、
新たな楽しみがあるかと思います。
リスクありますか?
儲かりますか?と
よく聞かれますが、
リスクもあるし、
儲かることもあると思いますw
簡単に儲かるなら、
みんなやると思うし、
それこそ、
一番儲かる、簡単な仕事はコレだ!
とかいって、
バーンと今年人気の仕事!
とかに堂々1位に輝いているんじゃないですかね笑
どの仕事も大変だし、
楽しみもあると思います。
『大変』と『楽しみ』って
反対語ではないですが、
真逆の意味と捉えると、
世の中には➕プラスと➖マイナスがある。
てことは、
マイナスの部分しか存在しない世界なんて、
ありえないわけでよね。
マイナスだけの世界なんて。
マイナスしか見えてないから、
マイナス思考っていわれるわけですよね。
プラスを見つけるのがウマイ人は、プラス思考型。
ネットショップにリスクがあるか?
それをリスクと思うかどうか?。。。。。
考える人によって、答えは変わる。
ということも含めて、
何とも本来はお答えしがたい質問でしたね〜(~_~;
過程をどう楽しめるかどうかだと思います。
割と地味な作業ですから笑
それでは、今日はここまでにします〜。
次は、更に、このステップの先のお話をしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
また次の投稿でお会いいたしましょう♩
see you…….